2021年5月13日木曜日

「高速道路への眼差し」を探る

高速道路研究の別アプローチ

タイトルを「高速道路への眼差し」としてしまいましたが、「眼差し」の部分については、的確なキーワードが見つかっていません。
見つかっていないというよりは、自分がこれまでに経済地理学をメインに勉強してきたので、的確な言葉を知っていないという方がいいかもしれません。

これまでに、高速道路と地域に関する研究では「高速道路の整備が地域にどのような影響を与えたか」がメインテーマとなって研究されてきました。高速道路ができることで、観光客が増えた、農産物の出荷が容易になり生産量が増えた、工場が立地して工業生産が増えた、こういった変化が研究されてきました。
これらの先行研究は地理交流広場第1号に寄稿した記事で紹介していますが、観光客数・生産額などの数値的分析から地域に入っていく、経済地理的分析です。

しかし、そのような研究だけで高速道路と地域との関係性がわかるわけではありません。
「地域の人にとって高速道路はどういう存在なのか」「地域における高速道路の位置づけ」といった、人にフォーカスした研究によって、その地域の人と高速道路の関係性が明らかにできるはずです。

私はこれまで経済地理寄りの勉強をしてきて、そういったヒト一人一人へのアプローチが不勉強なので、この記事は、メモ書き程度の気持ちです。
不十分な点や、不足している視点など、アドバイスをお願いします。

2021年5月12日水曜日

みんなで地理プラーザ!を1年間続けて

 みんなで地理プラーザ!は2020年4月1日にスタートして、2021年4月1日で1周年を迎え、2年目に突入しました。

さらに5月にはTwitterアカウントのフォロワーが2000人を超えました。 


昨年、地理プラーザ!スタートから2か月経ったときに振り返りを書きました(「地理プラーザを作ってみた話」)が、改めて1年間活動をしてきた感想を書きたいと思います。